●商品情報 [落葉つる性植物][果樹苗][秋にカラフルな実をつける]
※岩手県自生種を種から増殖した苗です
和名:野葡萄
別名:カラスブドウ、イヌブドウ、蛇ブドウ
分類:ブドウ科ノブドウ属 落葉つる性木本
開花時期:7〜8月
管理場所:半日陰
●商品説明
日本各地に分布する落葉つる性植物です。古来から日本で自生するブドウ科の植物ですが、葡萄とは別種です。食用には適さず、主に実の観賞用として人気です。ノブドウは荒れた藪地などいたるところで繁茂していますが、変種も多く、葉の形もさまざまです。
秋になると、大きさは直径6〜8mmの淡緑色から紅紫色、ルリ色などに七変化する果実をつけます。植物としては珍しいカラフルな色合いで、ポップな印象がかわいらしい実です。しかし、果実は苦く食用にはなりません。
名前の由来は、野にあることから「野ブドウ」と呼ぶいわれています。地域によって呼び方も異なり、鳥がこの実を好んで食べることから「鳥(カラス)ブドウ」、ノブドウが 食用にならず役に立たない意味合いから「イヌブドウ」など、「馬ブドウ」「蛇ブドウ」などさまざま。
食用にはならないことが一般的ですが、ノブドウにはさまざまな効能があり、古くから民間薬として利用されてきたようです。「実」は果実酒、「葉、茎」はお茶として利用されます。最近では、ノブドウはポリフェノールやビタミンなど多くの栄養素を含み、さまざまな効能があることに注目が集まっています。
●耐性 (弊社で経験済みの温度)
耐暑性 30℃
耐寒性 -15℃
※寒冷地で秋冬に植え付ける場合は、外気温が氷点下になる1か月前までに植え付けを終えましょう。
●育て方
半日陰の風通しのいい場所で管理します。鉢植えの場合は、一鉢に一株とし、市販の培養土がおすすめです。成長して根詰まりをしてきたら一回り大きめの鉢に植え替えましょう。水やりは表土が乾いたら十分に与えます。冬の休眠期は水は控え気味にしましょう。
葉やつるをまめに剪定することで、風通しがよくなり、たくさんの実の収穫が期待できます。ノブドウの植え付けは春が適しています。
●休眠期中のお届けについて
この樹木は秋に落葉し、春まで休眠期に入ります。この際、その年に成長した茎は触るとポロポロと取れやすい(落ちやすい)状態になるため、晩秋から早春4月頃までは販売を停止いたします。春に芽吹き出したことを確認してから再度販売致します。
樹木苗は秋〜翌春の期間は葉が全て落ち、落葉した状態となります。見た目は枯れ木の様ですが、春からまた新芽を芽吹かせます。
ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください。