●担当スタッフからお知らせ
こちらの苗は、岩手県で見つかったの山芍薬から種を採取し蒔き、発芽した苗を株が充実するまで畑で数年栽培しています。その後開花見込み株だけを秋に掘り起し、ポットに植え付け販売しております。
●商品情報
和名:山芍薬
学名:Paeonia japonica
分類:ボタン科ボタン属 耐寒性多年草
草丈:30〜40cm
開花時期:4〜5月
管理場所:西日が当たらない半日陰
●商品説明
絶えず人気がある山芍薬。春に休眠から目覚めると、鮮やかな赤い新芽を伸ばし、蕾を付けます。蕾姿から花がほんの少し開き始めた頃が最も美しい姿です。
開花が始まると1〜2日で花弁が開ききり散ってしまうため、育てている人にしか花を見せてくれない忠実なお花でもあります。花が咲いている期間が短い分、咲いた時の嬉しさはたまりません。
開花終了後につける赤色と瑠璃色の種姿は大変面白味があります。
●耐性 (弊社で経験済みの温度)
耐暑性 30℃
耐寒性 -15℃
※寒冷地で秋冬に植え付ける場合は、外気温が氷点下になる1か月前までに植え付けを終えましょう。
●育て方
落葉樹の下になる場所がお気に入りです。落葉樹の下は、春先は落葉樹がまだ葉が茂っておらず日当たりが良い状態となります。そのころにたくさんのお日様を芍薬は浴びることが出来るため、成長が良くなります。その後、初夏になるにつれ落葉樹も葉が茂りだし芍薬へ木陰を作ってくれます。ちょうど猛暑の夏には芍薬は葉が茂った樹木の下で涼しく過ごせることになります。また、落葉樹の葉は自然に腐葉土となり、芍薬の肥料となってくれます。
鉢植えの場合は、風通しの良い半日陰で管理します。水持ちの良い土(山野草用培土など)を選び、鉢は球根の2倍以上の深さがある深鉢を選びます。
水やりは乾いたら与える程度。地植えの場合は、植え付け後1週間ほどは球根と土を密着させるために1日1回。その後は雨水で充分です。鉢植えの場合は、乾いたらば与えます。過湿や蒸れを嫌います。
鉢植えの水やりのポイントは、あげるときは思い切りやること。表土が少し濡れるくらいパラっとあげていると、球根へ水分が届かず絶えることがあります。あげるときは、鉢底から水がジャージャー出るくらい思い切り上げましょう。
肥料は3〜6月あたりに置き肥、秋に液肥。肥料を与えると花つきがよくなります。