●商品内容 ※睡蓮鉢やプランターでの栽培には向きません
木漏れ日がさす湿地が好きな植物をセットにしました。
浅い池や小川、田んぼだった場所、いつも水が溜まりほかの植物が育たないとお困りの場所などが好きな場所です。春に賑わう観光名所を再現できます。
いずれも落葉樹の下の湿地が好き。早春に咲くころには落葉樹の葉が茂っていないため、日当たりが良くまぶしいほどに咲き誇ります。その後、落葉樹の葉が茂りだすとちょうどいい日陰ができ、夏場はその下で来年に向け葉を広げて栄養を蓄えます。冬場積雪で覆われても大丈夫です。自然界でも雪に守られ春を待っています。
水芭蕉・エンコウソウは水深10〜20cm位の場所が好きです。ザゼンソウは足で踏んだ時にジワーっと水が溜まるような場所が好きです。クリンソウは、サクラソウ科特有の毒性アレルゲンを鹿が忌避すると言われております。そのためクリンソウだけ開花時期が遅くずれますが鹿よけのためにセットにしています。
元々日本に自生している湿地性植物たち。なぜかほっとするような懐かしさを感じます。
寒さにはとことん強く、暑さには若干弱いです。猛暑の地域の場合は、西日の当たらない涼しい半日陰を選んであげるといいでしょう。耐寒性多年草なので、生育がいいと毎年咲き、株も年々大きく(多く)なります。
●植え付けの場所の目安
※いずれも1年を通して湿り気がある場所を好む植物です。水が切れ、カラカラに乾くような場所はむいていません。
ミズバショウとエンコウソウ
→水深10~20cm程の場所。秋〜冬場は水が溜まらなくても湿っていれば大丈夫です。
ザゼンソウ
→ミズバショウ達よりも岸辺側、脚で踏んでぬかるむような場所。いつも湿り気がある場所にします。
クリンソウ
→ザゼンソウよりも岸辺側。丘でも育ちます。鹿に入られたくない場所に植えると良いでしょう。
●開花時期
3〜5月
●管理場所
明るい半日陰の湿地
東北以北など、夏場比較的涼しい場所では、日向の湿地でも生育可能です
●育て方
自然の環境により、水が増減しても問題ありません。
春〜秋にかけて、だいたいの水深を目安に植え込みをお願いします。
自然界ではどの植物も、自分の枯れ茎(葉)を肥料にして生育しています。
冬の休眠期中は水に浸かっていなくても大丈夫です。1週間に1〜2回たっぷりとあげてください。
カラカラに乾きすぎないよう注意をお願いします。
地植えの場合、冬場は根付いていればそのまま冬越し可能です。