●商品情報
[山野草][耐寒性多年草][大型シダ植物][お庭のアクセントに]
和名:雄羊歯
別名:大羊歯(オオシダ)
学名:Dryopteris crassirhizoma
分類:オシダ科オシダ属 耐寒性多年草
※5月15日〜10月は葉茎を切り詰めてお届けとなります。10月以降は休眠期のため葉は落葉した休眠期の状態でお届けいたします。。切り詰めて植え付けた方が根付きもよく、来年の成長もよくなるためです。秋に植え付けた場合、その後葉茎は枯れていき、来春また芽吹き出します。
●商品説明
北海道・本州・四国に分布する夏緑性の大型のシダ植物。放射状に長さ60〜120cm程葉を10枚前後広げます。ブナ林等の谷筋の崩積土の集積する場所などに生育します。笹の生育が困難な、礫を多く含む場所に生育することが多いです。
春の芽出しの様子は山菜のコゴミ(クサソテツ)に毛が生えたような姿。この姿も勇ましく見ごたえがあります。シダ類の中でも、オシダは大株になるほど迫力が出ます。
以前、軽井沢へ訪れた際、雄大に広がるオシダの姿に圧倒されました。いつも見ているのに「始めはなんのシダ植物だろう?」と分からなかったほど、瑞々しい森の中の別荘地に伸び伸びと葉を広げる姿は、山に自生している姿より優雅。日本の山林ではどこでもみかける植物ですが、植え方次第で変わるものですね。庭先に1株植えたり、玄関への道なりに数株植え付けるなど、日本のシダ植物もまだまだ活躍する場所があるんだと感じました。
●管理場所
湿り気のある半日陰 ※日向は避けましょう
●耐性 (弊社で経験済みの温度)
耐暑性 25℃
耐寒性 -15℃
※寒冷地で秋冬に植え付ける場合は、外気温が氷点下になる1か月前までに植え付けを終えましょう。
●植え付け適期
春か晩秋 ※夏の植え付け(植え替え)は避けましょう。
初夏には葉を大きく広げ始めます。葉が広がってから植え付けた場合、株が水をうまく給水できずに葉先から枯れてくる場合があります。そのため、まだ葉が広がりきらない春(5月中旬頃)までを目安に植え付けを終えましょう。そうすると、葉も素直に放射状に広がります。
●育て方
半日陰、または日照時間の短い日陰で育ててください。湿り気のある場所を好むため、乾燥しやすい場所は避けましょう。秋には休眠期に入るため葉が枯れ始め、翌春にまた芽吹き出します。春に新芽が芽吹き出したこと、前年の枯葉・枯れ茎を取り除きましょう。