●豆知識 〜お月見にはなんでススキを供えるの!?〜
お月見にお供えするススキは、月の神様を招く依り代(神霊が依り憑く(よりつく)対象物のこと)として供えられます。月の神様の依り代は稲穂なのですが、お月見の季節には稲穂がなかったため似ているススキを供えるようになったと伝えられています。
昔からススキには魔よけの力があると信じられており、お月見に供えたススキを軒先に吊るすと1年間病気をしないという言い伝えも残っています。
ご自分で育てたススキの穂をお月見にお供えしてみてはいかがでしょうか?
たかがススキ、されどススキ。お月見しながらお団子を食べるもの日本らしい一夜です。
●商品情報 [山野草][耐寒性多年草][切り花向き][茶花]
和名:斑入り糸葉薄
別名:縞糸ススキ(シマイトススキ)
●商品説明
葉が5mm程で糸のように細いため「糸葉」と呼ばれます。葉に白い模様が出ます。この模様があるため、花期以外でも初夏〜秋まで長い期間楽しむことができ、特に夏場は風に揺られる葉がとても涼しげです。
通常のススキ程は大きくならないため、鉢植えや庭植えにもおすすめです。地植えにすると高さ1m〜1.5m程にまで成長します。
株は年々大きくなりますので、この植物を植えた周りには他の植物を植えないようにしましょう。
●分類
イネ科ススキ属 耐寒性多年草
●草丈
1m〜1.5m
●開花時期
8〜10月
●日光条件
日向〜半日陰
●育て方
とても丈夫で育てやすい植物です。日向でも半日陰でも育ちます。
●アレンジイメージ
当園でハロウィンの季節に咲いている花を飾ってみました。
使用したお花たち
〔左側〕
★赤花八重咲きシュウメイギク
★白花シュウメイギク
★コハマギク
★ミヤマナナカマドの実
★オミナエシ
★ススキの穂
★ホウズキ
〔右側〕
★生水苔
★ガマの穂
★ススキの穂
【かぼちゃの飾りの作り方】
1.かぼちゃの上部をノコギリで切る
2.中の果肉や種を大きいスプーンで取り除く
3.マジックで目や口の下書きをする
4.先のとがった包丁で切り、くり抜く
5.かすやよごれを取り除き完成!
花を活けるのであれば、中に給水スポンジを入れるといいと思います。また、鉢植えをそのまますっぽり入れて鉢カバーに利用するのも楽しいと思います。