●商品情報
商品名:サンショウ(さんしょう)
和名:山椒
学名:Zanthoxylum piperitum
花言葉:魅惑、健康
※種からの栽培した幼苗です。開花前のため、雄雌無選別の苗木です。
※親木は岩手県自生種です。
●商品説明
香辛料として有名な山椒。山椒は雄木には雄花のみ、雌木には雌花のみが咲く雄雌異株です。
芳香があり、若葉は葉山椒、花は花山椒、実は実山椒(雌木のみ)として日本の食卓で重宝されてきました。木材としてはすりこぎに使われることもあります。
毎年、弊社にある大きい親木(岩手県自生種)から零れ落ちた種が自然に発芽します。販売している苗木は、その実生株をポットに植えこんだ開花前の幼い苗です。この幼い苗は、庭植えや大きい鉢に植えこんだ後、株が十分に育ってから出ないと花を咲かせることができません。そのため、雄木か雌木かはまだ判別出来ていない苗でございます。植え付け後、1年後以降に開花が見込まれます。
※弊社で判別は行っておりませんので雄木雌木の指定は出来ません。
●秋〜早春(休眠期中)のお届けについて
樹木苗は1年中販売しておりますが、この樹木は秋に落葉し春まで休眠期に入ります。
秋〜翌春の期間は葉が全て落ちた状態でお届けとなり、見た目は枯れ木の様ですが、春からまた新芽を芽吹かせます。
必ず苗の状態を確認してからお送り致します。「冬の間の管理が不安」「春に芽吹くか不安」というお客様は、毎年ゴールデンウィーク前には新葉を確認できる状態になりますことから4月下旬以降の購入をご検討ください。
●雄木雌木の見分け方
植え付けて、株が十分に地中に根を張れてから花を咲かせ始めます。
花が咲くと、ようやくその木が雄雌どちらの木かが判別できるようになります。
★雄花(雄木)
比較的多く花を咲かせ花粉があるのが特徴です。
花だけを咲かせ実はなりません。
葉山椒・花山椒として利用できます。
★雌花(雌木)
花数が少なく、花粉ありません。
受粉すると花後に実を付けます。
葉山椒・花山椒・実山椒(受粉した場合)として利用できます。
●結実について
実を付けさせるためには、雄木と雌木の両方が必要となります。
雄木には雄花のみ、雌木には雌花のみが咲く雄雌異株です。
●分類
ミカン科サンショウ属
落葉低木
●耐性 (弊社で経験済みの温度)
耐暑性 30℃
耐寒性 -15℃
※寒冷地で秋冬に植え付ける場合は、外気温が氷点下になる1か月前までに植え付けを終えましょう。
●開花時期
4〜5月
●育て方
半日陰の風通しのいい場所で育てましょう。
●寄ってくる虫
アゲハチョウ科の幼虫が好んで食します。蝶の種類まで詳しくは分かりませんが、放っておくと丸裸にされるほど好みのようです。
害虫と認識される場合は、見つけ次第駆除しましょう。
●農薬
虫が寄ってくるため、栽培場では殺虫剤(オルトラン・スミチオン)を使用しています。
効力は1か月ほどでなくなります。虫のために使用する場合は、2週間以上置いてから与えることをお勧めします。人間が食す場合も同様の期間置きましょう。
殺虫剤を使用する期間は、4月下旬頃〜9月下旬頃までの間です。
虫さんが好む樹木のため、春に虫さんがかじった後がみつかると撒き始めます。
10月上旬頃〜4月上旬頃まではサンショウ苗も休眠期のため、殺虫剤は散布しておりません。