
●商品情報
[山野草][耐寒性多年草][宿根草][茶花][ガラス花][花後に青い実が付く]
商品名:サンカヨウ(さんかよう)
和名:山苛葉
学名:Diphylleia grayi
分類:メギ科サンカヨウ属
耐寒性多年草
耐暑性 25℃(弊社で経験済みの温度)
耐寒性 -15℃(弊社で経験済みの温度)
草丈:30〜70cm
開花時期:4〜6月(実は花後約1〜2か月後に付きます)
管理場所:湿気がある半日陰 ※西日は嫌います
●お届けする株について
こちらは植え付け1年後以降の開花見込み苗です。植え付け1年以内の春は、葉だけが成長し開花は見込めない株となっております。1株に複数芽ついているため、株数ではなく、芽数で数えてお送り致します。詳しくは商品画像を参照ください。
●商品説明
北海道から本州中部以北のやや湿り気がある場所に自生しています。茎の先に直径2cmほどの白色の花を数個咲かせます。花後、ブルーベリーのような濃い青紫色で白い粉を帯びた美しい実をつけます。この実は食用にもなります。食べてみましたが少し酸味のある甘さでした。
テレビで「透明な花」として紹介されることが多くなり、ジワジワとファンが増えているお花です。韓国歌手の曲名にもなっており、サンカヨウは世界中にファンがいらっしゃいます。
通常は白いお花ですが、朝露や小雨が半日以上降り続いた時に花びらが透けてガラスのように透明になります。
このガラス花は、【咲いている時期に小雨が半日以上、静かに降り続く】という難しい条件が重なり合った時にだけ見ることができます。また、咲いている花でも、咲き終わりだと花弁が雨の重さに負けて落ちてしまうため、咲きだしたばかりの花のほうが落ちにくく見られる確率が上がります。
実はサンカヨウの他にも、白花で花びらの薄いお花(当店で言うとニリンソウや白花シラネアオイなど)も同じ条件が続くと半透明になることがあります。透明になりやすい花の中でも、サンカヨウは特段花びらの水分量が多いため、透明になりやすいお花だとか。ガラスのように透けた花姿は神秘的な美しさです。
商品詳細の写真はまだ半透明ですがもう少しねばったら透明な写真が撮れたはず・・・。サンカヨウのガラス花の写真をお客様に見て頂きたく、雨上がりの朝や小雨が降り続いた日にカメラを持って走り回ったのですがこれが限界でした。また来春挑戦します!
●育て方
湿気があり涼しい場所がお気に入りです。西日は嫌うので朝日があたり午後は日陰になるような場所、または木漏れ日が射すような落葉樹の木陰などを選び植え付けをお願いします。鉢植えの場合も同様に、西日が当たらない場所で管理をお願いします。
用土は黒土または山野草培土。庭上の場合、庭土が固いようでしたら、耕し鹿沼土を混ぜ込むとなおいいでしょう。
寒さには強く、暑さには弱いです。蕗に似た大きな葉を広げるので水切れのないよう気を付けます。庭植えの場合は、植えつけ1週間ほどは朝か夕方にたっぷり水やりをし、それ以降は雨で十分です。夏場雨が降らない日が続く際は水やりをお願いします。鉢植えの場合は1日に1回(晩秋〜早春芽吹く前までは3日に1回)あげます。